フランス移動にて経由地のパリに移動
フランス移動にて経由地のパリに移動
 飛行機に乗るとあとは覚悟です。というのも、欧州方面のフライトはロシアを迂回するので、アメリカのアラスカ方面に向かい、そのあと北極海を通って欧州に行きます。そのため、これから14.5時間の長旅となり、フライト時間が絶望的に長いです。かつて冷戦下では、欧州行きはアンカレッジ経由だったようですが、最近の飛行機の性能が改良され、途中給油無しで大丈夫なのでしょう。エコノミークラスの座席は、3列・3列・3列なので、ハワイ路線と比べてゆとりのある作りになっているように感じました。プレミアウムエコノミーは、ちょっと広めでして、このちょっとに5万円以上の価値を見いだせるかという問題でしょう。ビジネスクラスは快適そうですが、空飛ぶネットカフェに課金できるかという問題になりますね。とくに私費で移動するならまだしも、お仕事の出張のため研究費を使っているので、エコノミークラスで十分です。正直なところ座席もそこまでひどくないというか、悲しいかな長距離フライトに慣れすぎて適応したのかもしれません。また、今回は昼間便なので、体の負荷は深夜便の比ではないくらい小さいです。JALの個人用画面が大きくなっていまして、スマホと連携できるようでした。商用電源が使えるようで、どのようなプラグ形状にも対応するコンセント形状でした。北回りルートであるため、北極圏の周辺はインテルサット衛星の通信圏外なので、機内Wi-Fiサービスの利用は限定的です。具体的には、パリに到着する3時間前くらいに接続して、スマホでメールの送受信とテキストベースの軽いウェブサイト閲覧であれば大丈夫ですが、それ以外はムリでした。1時間の無料プランが付与されますが、着陸2時間前に食事が提供されるのと合わせて考えると、オフラインで作業をすすめることを前提とするのが良さそうです。

2025/05/20 22:00 | Permanent link | Travel (France)