Dr. Shintaro Mori's official blog

　欧州の滞在期間中、両替レートの基準として、福岡銀行の外為レートは172円／€（58€／万円）、レボリュートの外為レートは170–173円／€（57–60€／万円）でした。空港での現金両替については、独ミュンヘン空港の制限エリアにあった現金／現金の外為レートは194円／€（51€／万円）、ベネチア空港では188円／€（53€／万円）でした。また、ベネチア市内は180–185円／€（54–55€／万円）でしたが、別途手数料の必要性については不明で、それを加味すると空港と同程度のレートになります。これらの結果より、欧州での現金／現金の両替は現実的ではなく、必要なユーロ現金については日本で手配するのが最良です。ATMからの現金引出しについて、ホテルに設置されたユーロネットは、20€紙幣だけの取り扱いで、オーナー手数料は5€（850円）でした[1]。ちなみに、コンバージョン（DCC; Dynamic Currency Conversion）を選択すると、その為替レートは196円／€（51€／万円）となりますので、現地通貨建てにて取引するのが最良かと思います。ところで、今回の欧州での滞在期間中、ユーロ円が上方向に大きく伸びていき、レボリュートの外為レートが172½円／€を超えることもありました。一般的に、クレジットカードの海外事務手数料が割高になって以降、レボリュートを挟むのが新定番となっています。しかし、このような状況では、外為レートが決済時点と比べて円高のときに両替した現金をうまく併用することも重要かと思います。参考までに、ベネチアで使用したアメックスカード（ホテル）は173¾円／€（57½€／万円）、復路ウーバーは175¾円／€（56¾€／万円）、三井住友カード（バス利用）は178円／€（56€／万円）、独ミュンヘンで使用したアメックスカード（空港カウンター）は175¾円／€（56¾€／万円）でした。