JQカード(エクスプレス)のポイント対象外(改悪)の件
JQカードEX(セゾンカード)において、一部の利用がポイント加算対象外になるようです。例えば、楽天Edyチャージについては、Androidスマホを使って楽天Payへの移行、nanacoチャージは請求書払い(税金、公共料金など)やAppleカード、JALグローバルウォレットチャージについては、それを経由して別の電子マネーへのチャージによく使われます。私は三井住友カードをメインカードに設定していますので、すでにJQカードを各種“ルート”に組入れていません。しかし、JQカードは他のカードがポイントが付与対象外の中で貴重なカードだったので、今回の改悪は地味に影響がある人も多いかもしれませんね。参考までに、最近はポイント還元率はあまり重視せず、三井住友カード/Master(0.5%)→JAL Pay/Apple Pay(0.5%)→ANA Pay/Apple Pay(0.5%)→モバイルSuica/ICOCA、または三井住友カード/Master(0.5%)→JAL Pay/Apple Pay(0.5%)→モバイルnanaco/Apple Pay→楽天ギフトカード→楽天Payがメインルートです。もっとも、手元のカード型ニモカに現金からチャージすることもよくあります(手持ちの現金調整、とくに小銭、のため)。
セゾンカードも海外事務手数料を改定するようです
セゾンカードも海外事務手数料を改定するようです。私の場合、クレジットカードについては、プロパーカードまたは銀行系カードでデッキを組んでいます。現保有のカードの海外事務手数料は、各々、アメックスカード(2%)、三井住友カード(3.63%)、JALカード(2.2%)、三越エムアイカード(2%)となります。そして、JR九州JQ(エクスプレス)カードは、セゾンカード発行になりますので、本件の対象になるか未確認ですが、念のため3.85%と想定しておく必要があります。ただし、エムアイカードは、2%または当社の定める料率を加えた金額とあり、意味深な記述あります。JALカードは公式には2.2%となっていますが、発行元の三菱UFJカードは3.85%に設定されています。先日のブログ記事にて述べた通り、クレジットカードの新規発行は考えていませんでしたが、それでも福銀アレコレカードを発行した理由は、海外事務手数料の高騰が要因でした。ちなみに、福銀アレコレカードは1.66%になります。一般に海外旅行ではクレジットカード決済がお得なので、現金は最小限にしてクレカ決済を推奨されてきました。しかし、これまでの常識は崩壊しており、経済的な理由でのクレジット利用は利点はなく、安全性と利便性のみということになりますね。
福岡銀行アレコレカードを発行しました
福岡銀行アレコレカードは、VISAクレジットカード、ICキャッシュカード、カードローン、交通系ICカード(西鉄)nimocaを搭載する欲張りなオールインワンカードになります。なぜこのようなマイナーなクレジットカードを発行したかという理由については後述するのですが、色々と調べているうちに密かに優れたカードになります。そもそも、アレコレカードは福岡銀行の総合口座を保有していることが発行条件でありまして、その口座を開設するためには、自宅または職場の最寄りにある福岡銀行支店窓口で開設することが原則であるため(インターネット開設も可能ですが、支店での印鑑登録が必須です)、とてもマイナーなクレジットカードという扱いかと思います。また、クレジットカードの発行審査については、銀行系カードであるため、かなり保守的な慎重な審査でした(本人確認書類を2通、本人宛電話確認、会社宛在籍確認がありました)。
九州支部大会のために鹿児島にきました
電気情報関係学会九州支部連合大会において、うちの学生さんが発表するということで、急きょ鹿児島大学に付添いということでやってきました。九州新幹線を使って熊本までは移動したことがあるのですが、終着の鹿児島中央駅までは、初めてになります。学生実験の授業対応が終わったあと、地下鉄で博多駅に移動したのですが、ちょうど講義のあとのタイミングで、学生さんの満員電車でした(福大@福大前・七隈駅、中村学園大@別府駅、六本松周辺の私立学校@六本松駅)。EX予約にて新幹線を手配していたのですが、1本前の便に間に合いそうでしたので、急ぎ予約を変更しました。また、鹿児島の市電は交通系ICカードが使えず、ローカルICカード、現金、クレジットカード(タッチ決済)の選択肢があり、アメックスカード(三井住友カードのQ-Moveプラットフォーム)を使いました。バタバタした移動なので観光どころではないのですが、本当はもっとゆっくり過ごしたいなと思いました。
韓国での電源事情(コンセントはSEタイプですがCタイプでOk)
日常的に携帯するデジタルガジェットが増えまして、モバイルバッテリーも併用する機会も増えましたが、一方でリチウムイオンバッテリーの事故も心配です。ここ最近の移動では、私は思い切ってモバイルバッテリーをやめました。というのも、最近は、駅・空港の待合スペース、ラウンジ、カフェ、ホテル、レストランあたりで、充電用コンセントを利用できることが増えてきました。また、最近のデジタル端末は急速充電にも対応しているので、30分もあれば、ほぼ満タンになります。他方、リチウムイオンバッテリーは、とくに飛行機では厄介者されており、公共交通機関の移動中に発火・発煙騒ぎを起こせば、相当に迷惑をかける代物になりました...。韓国移動中は、到着したあとのスタバでのコーヒーブレイク、Arexでの移動中の車内、駅構内の飲食スペース、そして喫茶店でのコーヒーブレイクの各スポットにおいて充電可能でした。海外渡航中とはいえ、今の若い人たちほど利用頻度は高くないので、残量40~95%(バッテリー最大容量:87%)の推移にて対処可能でした。写真は鉄道での移動中に充電したときの様子です。乗車時間が1時間程度であれば窓側座席を選んでコンセントを有利に利用するのが正解に思いました。また、コンセントは韓国SEタイプが適当ですが、EU系Cタイプも利用可能でした(コンセントがグラグラするのでSEタイプの方が安定します)。
韓国でのモバイル事情(無料Wi-Fi2+アハモ5G8)
日本のiPhoneを韓国に持っていく場合、ドコモのアハモの場合、コミコミ料金の中に韓国での国際ローミング手数料も含まれているため、20GB(2024年10月から30GBに増量と予告されている)まで使うことができます。音声通話については、発信(滞在国内:50円/分、日本宛て:125円/分、その他:265円/分)と着信(70円/分)が必要になるため、緊急時を除いてブラステル050IP電話から発信(日本宛て固定:10.56円/分、日本宛て携帯:19.80円/分)するのが正解かと思いました。
セルラカバレッジとしては、基本的に5Gで接続されていて、一度だけインターネット速度を計測すると、数百Mbit/s程度の速度が出ていました(IP電話も支障なく利用できました)。鉄道車内(Arex、KTX、MRT)は無料Wi-Fiが利用でき、ホテル、会場を含めて、主要なPC作業場所でのインターネット接続は快適でした。ギガの目安としては、私の場合、平均1GB/日(最大3GB/日)で換算していますが、それで支障はありませんでした。韓国に到着するとアハモからの国際ローミングに関するショートメッセージにくわえて、対馬市での注意事項に関する連絡も入りました。海を渡って韓国の通信オペレータの電波が日本にも届いているというもので、それだけ両国は近いということなのでしょうね。
韓国でのお金事情(現金1+アメックス2+ワオパス7)
世界的にも韓国はキャッシュレスが進んでいる国なので、現金両替をする必要はほとんど無いと聞いていました。今回、ソウル郊外に移動する都合がありましたので、渡航前に福岡銀行の外貨両替サービスを利用して約1万円ほどを準備しました。そのうえで、ワオパスとアメックスカードを併用することで乗り切ることができました。最終的な為替レートにつきましては、ワオパス:921ウォン/100円、アメックス:914ウォン/100円、福銀:849ウォン/100円となりました(数字が大きい方がお得)。
もし、ソウル市内だけで用件が完結するのであれば、仁川空港はアメックスで乗り切り、空港連絡鉄道のバウチャを事前購入しておいてソウル市内まで移動します。そして、ソウル駅にはワオパスの機械がありますので、そこで日本円から1万円程度をチャージして(新札/F券対応)、ついでに現金を2~3万ウォンほど引出せば十分かと思いました(地下鉄・バス共通のTマネーカードへのチャージに必要です)。ただし、ワオパスの残高が気になるようであれば、5,000円札または1,000円札で都度チャージをすれば十分です。最終日には、すべての残高を現金で引出し、空港で適宜消化すれば良いかと思います。万が一、小銭や少額紙幣が残った場合には、日本国内に設置されたPocketChangeを使い、交通系ICカードに入れてしまえば良いかと思います。ちなみに、ヨドバシ博多に設置されたSmart Exchangeで少額紙幣両替したところ、1,020ウォン/100円でした(数字が小さい方がお得)。スプレッドは15円/100円程度でしたので、今回の残金は600円弱でしたので、再両替手数料は100円弱ということになりました。
福岡への帰国など:ソウル都心空港ターミナルを利用しました
ソウル市内の東横インから仁川空港までの移動は、空港連絡鉄道(Arex)を利用しました。実はソウル駅にはソウル都心空港ターミナルがありまして、いくつかの条件が揃った場合、ソウル駅にて手荷物の事前チェックインと出国手続きを済ませることができ、かつ仁川空港では優先レーンにてセキュリティを抜けることができます(東京TCATや大阪OCATが類似サービスをしていました)。せっかくなので利用してみようと思いまして、地下鉄でソウル駅まで移動し、KTX乗り場を横切り、Arex改札に隣接した都心空港ターミナルに立ち寄りました。大韓航空のデスクでは待たされることなく案内され(お隣のLCCでは並んでいました)、スーツケースをひとつ預けました。スーツケースの中身確認のために、15分ほど待機したあと、出国カウンターに寄って手続きを済ませました。私の場合、そのまま地下ホームに降りて、乗車予定の電車に乗った(ホームに入線していました)のですが、うまくスケジュールを調整すれば、手ぶらで最後の観光ができそうだと思いました。
空港に到着したあと、例によって、バーガーキングに寄ってお腹を満たしておき、そのまま制限エリアに入りました。あっさりとセキュリティと出国ができたので、拍子抜けしました。一方で、搭乗ゲートに移動中に一般の人向けの場所を横切ると、ガヤガヤしていましたので、事前手続きはかなりメリットがあると思いました。何かお土産を買おうかとお土産コーナー立ち寄ると、流ちょうな日本語で接客してくれました。雰囲気がガラッと変わったソウルですが、値札の表示が米ドルなのは、私の記憶の中のソウルと唯一同じでした。搭乗口は広くて快適なので、スターバックスのコーヒー+PC作業を済ませました。
出張先周辺の移動とソウル市内まで
出張先周辺は典型的な田舎町でした。前泊した滞在先から会場までは路線バスで移動して、広いキャンパスをさまよいながらたどり着くことができました。ほかの人たちに聞いたところ、みな、公共交通機関は諦めてタクシーを使ったし、案内を改めて見直すとタクシー利用を推奨されていました。むしろ、よく、バスで移動できましたねと感心されました。はからずとも海外移動に慣れてしまうといくつかテクニックが身についてくるものです。どのタイミングで降りるかについては、時間を見る、バス停(駅)を数える、Googleマップで自分の位置を見るなどして、ここだというタイミングで降ります。また、大学だと若い人たちがゾロゾロと降りて同じ目的地に行くのは、ほぼ確定なので、彼らについて行くという戦略もあります。ただし、復路については、最寄り駅までのタクシーを会場デスクの方が手配してくれましたので、素直に甘えました。ボッタクリに警戒していたのですが、そういうことも一切ありませんでした。田舎町から移動する場合、不測のトラブルに巻き込まれてフライトに遅れるのはしんどいので、ソウル市内まで移動しておきました。ソウル市内のホテルは、東横インなので、言うまでもなく、すべて日本語で対応してくれました。
出張先最寄り駅までの移動
今回の出張の目的地はソウルではなく、ソウルから高速鉄道(KTX)を乗り継いで移動しなければならない地方都市です。ガイドブック、ウェブ記事、YouTube、色々と調べたのですが、ほとんど情報がありませんでした。ソウル駅に到着したあと、ひとまず予約していた便まで1.5時間のゆとりを持たせていたので、ちょっと遅めの昼食として、バーガーキングにて済ませました。タッチパネルで注文ができ、ワッパーのセットメニューを注文すれば、想像通りのものが出てくるので助かります。KTXは改札がなく、自由に電車に乗ることができるけれど、車掌さんが車内を巡回して、指定席に人が座っているかチェックをする方式のようでした。KTXの駅から郊外電車に乗換え、目的地最寄りの駅に到着しました。滞在先ホテルの近くにコンビニがあり、食料を補給したのですが、そちらも日本語で対応してくれました。ちょっと驚きです。